IBDという、学校の看板授業を取っている。内容はいわゆるコンサルティングプロジェクトで、実際のクライアントに対してコンサルティングサービスを提供する。課題はチームそれぞれで、私のチームは中国に行く予定だ。まだ始まったばかりだけど、おそらくちょっとはストレスがたまるんだろうなあと思った。一応コンサルティング出身である。4年弱自分が覚えて学んできた「哲学」や「やり方」を、全然違う方法で学びなおさせる(変な日本語だけど)って、相当気持ち悪い。加えて、手前味噌にも世界最高と言われていた手法を近くで見てきたはずである。「これ、違う。。。」と思った瞬間に混乱からうぎゃーっとストレスが爆発するに違いない。
じゃあそもそもそんな授業取らなければいいじゃないか、ってその通りである。そもそも、コンサルティングをここで学ぶ気なんてない(語弊がないように、コンサルタントとして学ばなければいけないことは勿論山ほどあるが、それは少なくともここではないということ。。)私が学びたいものはその外側にあるはずなのだ
1)コンサルティングという手法に馴染みがない人たちと、いかにうまく働くのか
プロジェクトという形でこれを体験してみたい。コンサルティングじゃないキャリアの方が、人生全体で見たらきっと長いはずである。事業会社やそれに準ずる組織に入った時に、どうやったら効率的に(=ストレスレスに)働けるのかは、今のうちに覚えなければいけない
2)チームの中で、どうやったら軋轢なくバリューが出せるのか
1)の状況になってしまった時に、私がまずしたのは議論・もしくは手法を独占してしまうことだった。少なくとも秋学期は。自分が一番効率的と思う方法に動かして、そこに乗って動いているうちは放置する。。という皇帝みたいな働き方をした。結果的にチームに感謝されたりしたんだけど、それって非常に危険な匂いがする。こいつ気に入らねえと思われた瞬間に抹殺されるマネジメントスタイルにちがいない。他にリーダーシップをとりたい人がいた時に、どうやって最終バリューにつなげるサポートができるのか、どうやったら結果的に全体最適を取れるようなリーダーシップを発揮できるのかは、学ぶに値するんだろう
3)中国で自分のままのパフォーマンスが出せるか
これは、仕事でも体験したけど結構しんどい。英語だって微妙なのに中国語だ。今ここに対する答えはないけど、いつか中国に関わる仕事がしたいならば、避けて通れない道なんだろう。それをリスクフリーに体験できるなんて、いやいやすみません状態である。
と、いろいろ学ぶことは多いはずなんだ。だから、これからいろんな意味でストレスフルな状況に自分をつっこもうとしている自分に対して、応援してやりたい(何様)。これらのうちいくつかを学べただけでも、きっと将来意味のある経験になるはずだから
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