2016年9月3日土曜日

七転び八起きならぬ転びすぎ

新しい学期が始まって、早くも2週間目が終わろうとしている。恐ろしい。いろいろ迷った結果、今学期はほどほどに頑張ることにしたものの、昨年果敢に挑戦した金融系の授業は取らないことにした。一応見学に入ったんやけど、明らかに私の求めるレベルを超えて投資家にでもなろうかという授業だったので、もういいかなと。


今学期は、アメリカに関する授業が多くなった気がする。中でも、Social movementという授業は結構面白くて、「どういう条件が揃えば、アパルトヘイト撤回みたいな大きな社会活動が起こるのか」ということに焦点を当てていろいろなケースを学習する。もちろんアメリカで起こった社会現象が中心になるので、事前知識が現地人より圧倒的に足りないんやけど、そこはなんとか頑張ってついていくことにしよう。学期終了までに次の一大ムーブメントが予測できるのが目標です。ほんまか

卒業後、気持ちはやや日本に帰る方に傾いている。やっぱり、根本的にアメリカに興味がない。もちろん、学習環境としては素晴らしいんだけど、市場としてアジアみたいにぐいぐい伸びていないし、そして意外にもなかなか共感しにくい社会問題が多い。人種差別、LGBTの権利、女性の社会進出・・どれも大事な話題だと思うし、個人としては解かれるべき課題だと思っている。そして、こう言った社会問題を考える上では、アメリカはとっても面白い国だとも思う。歴史的に苦しんだ人が多い国で、かつ同様に情熱を持って取り組んでいる人も同じくらい多い。

ただ、私自身が同じくらい情熱を持ってそれらを考えたりできるかというと、若干疑問。やはり20年以上日本に育つと、そういった意識は育ちにくいのかな。そして、周りがそれらに非常に盛り上がっているだけに、同じレベルで共感できない自分はやはりアウトサイダーだなと感じてしまう。例えば、上のようなことを言った時点で、こちらの人々に抹殺されるか、「なんでそう思うの?」と1セッション設けて詰問されそうである


ただ自分が盛り上がらない議論になぜみんなが盛り上がっているのか学ぶのは結構面白いと思うので、情熱的な人が多いことを十分利用してお勉強させてもらおう。後は、他人が自分をどう思うかで一喜一憂せず、「七転び八起き」精神で残り1年頑張る。多分、転びすぎるくらいで丁度いい

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