エッセイコンテストに入賞して、スイスにただで行けることになった。まさに、棚からぼた餅である(航空券の手配で向こうの不手際があってもめているんやけど。無事行けることを祈る)。スイスでは、エッセイで書いた内容を議論することになる。どうやら日本の元首相も所属するほど由緒ある団体らしく、若干びびってはいるが胸を張って参加することにする。
エッセイコンテストのテーマは"Dillenma of disruption"。そのテーマだったら何に関して書いてもいいよということだった。私は、日本の女性問題に関して書いた。日本の女性進出が叫ばれる中、実際に置いていかれている意識的なギャップ(無意識に起こっている差別)について、アメリカに来て気がついたことが多かった。あれもこれも、差別だったのか、と愕然とした経験が結構ある。そんな憤りを初めて自分の外に表現して、認められたのだから、自分の中では大変意味のあることだった。
一番大きかったのは、コンテストのために書いた、というよりは、これを文章にしてみたかった、ということだった。それほど自分にとって大切な何かができただけ、2年間は有意義だったかもしれないなと思う。にしても、スイスから帰国後すぐに期末テストなので、偉そうにしてこれで卒業できなかったら完全に笑い話である
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