2017年4月11日火曜日

日曜日にStory tellingについて考える

Story tellingという授業を受けている。

日曜日2日間にわたって行われる授業なので、正直げーっと思っていた。しかもこういう日曜日に限って、カリフォルニアの抜けるような青空だったりする。うらめしい。リーダーが組織や世界にコミュニケーション(主にプレゼンテーション)をするときに、どうすれば効果的にメッセージを伝えられるのか、という授業だ。受けてみて結構よかったというのが今のところの感想。まだ1日分しか受けていないけど。コミュニケーション系の授業はいっぱいあるし、ある程度受けると何回も聞いたようなことを聞くのであんまり期待していなかったけど、なるほど、なるほど、と思うことが多い。特に、忘れないようにしたいと思ったのが以下


バリエーションが合って初めてオーディエンスを引きつけることができる
バリエーションというのはVocal toneとPaceのことだ。英語がネイティブじゃない人にありがちな「早く喋っちゃう」という癖が、私も例にもれず合った。繰り返し繰り返し、本当に繰り返しそう言ったフィードバックを受けるから、ゆっくり話す、という当たり前の技術を繰り返し繰り返し学び、努力で習得した。するとどうだ、今回の授業では「遅い」というフィードバックを受けるではないか。一瞬ずっこけそうになったが、つまり、メリハリが必要ということなのだ。プレゼンテーションの真ん中は流れるように話してこそ、冒頭やフィナーレでゆっくり話すと「しみる」ということなんだろう。もう一歩上に行けるようなフィードバックだと勝手に解釈して、引き続き精進しよう


「やり辛い」と思ったら新しいことに挑戦している証拠
特に日本人特有のモノトーンな話し方をする私は、「感情の波を感じない」というフィードバックを受けた。そこで同じスピーチを、(なぜか)椅子の上に乗って感情豊かにもう一回するというエクササイズをさせられた。一応感情を入れてみようと努力するんだけど、そうすると頭がそっちばっかりに持って行かれて「何話してたんやっけ」という頭の空白にはまる。「どうやった?」とインストラクターに聞かれて「やり辛い」と言うと、それは新しいことに挑戦している証拠だね、と言われた。仕事では新しいことを思い切ってやるには少しリスクを感じるかもしれないけど、それでも毎日少しずつ新しいことを取り入れるように努力したらいい、と言われた。ぐう、はい。

低い声は、信頼を自然と生む声
これは若干テクニカルなとこだけど、女性の声で信頼できる声はアルトあたりの声域にあるらしい。緊張すると声のトーンが上がるから、これは意識して下げるほうに持って行かなければならない。これは仕事をしている中で経験的に学んだことでもあって、今思い返せばミーティングの前には「声低く!!」とノートの端に書いて、ミーティング中に目に入るようにしていたなあ。プロが言うんだから間違いない。


準備する、でも、準備しすぎない
プレゼンのリハーサルの大切さを学んだのは、MBAに来てからだった。特に自分の母国語でないプレゼンテーションは、リアあるなしでできに圧倒的な差がついてしまう。でも、インストラクター曰く準備しすぎもよくないんだとか。準備しきれていない自分に慣れる、という完璧主義を捨てる勇気。特にビジネスのプレゼンテーションでは、十分に準備できないことだって少なくないから







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