2016年8月12日金曜日

インターン終了:喧嘩腰の気合の行方

インターンが終わろうとしている。意識的に、作業を引き受けるのを止め始めた。もう中途半端に手出しすると、かえってややこしくなるような段階に来ていると感じるから。

本当に自分は米国で通用するのか、という疑問を胸にこの会社にのこのことやってきた。通用する、とは、日本人であるとかいうことが一切価値にならない環境で、一人のビジネスパーソンとして現地人とどこまで競えるのか、という若干喧嘩腰の気合である。

結果、多分できた。

今日直属の上司の一個上の上司とのフィードバックセッションがあった。いろいろとフィードバックをもらって、今後改善すべきこと等しっかり聞いたので、なんか久々に学んだ感を得、おつかれーした!と部屋を去る雰囲気にすると、その上司からこんな言葉をもらった。

「君の持っているスキルだけじゃなくて、情熱とか、Can do attitudeとか、本当に、素晴らしいと思った。君は僕がいつどんな無理を言っても、一度も「それどうすればいいのかわからない」と言わなかったし、次会うときにいつも答えを持っていた。もし僕が君の採用に関して何か言う機会がもらえたら、絶対に君を取れと伝える。絶対に帰って来なさい。インターンがここまでインパクトを社内に残すプロジェクトを完成させることは滅多にない。きっと、誇りに思っていい。」

なんと、手放しに褒めているではないか。でも、アメリカって人を褒めるのはもはや文化だからな、とはっと我に帰り、若干割引して聞くことにして、でも「絶対に帰ってきてほしい」という言葉はとっても嬉しかった。以前カナダで就職活動して面接すらもらえなかった5年前から、海外で爪痕残せるまでに成長したんだな、と素直にちょっと感動した。

まあこの人に採用権限はないし(縦社会やからな)、私がここに残りたいかというとかなり疑問だが、これを持って、非常にいい経験だったと言ってもいいんじゃないやろか。海外でなんとかやっていく自信がついたことで、将来に対する選択肢がぐんと広がったきがする

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