アメリカ(外国)にいるということが結構ストレッチなのだということを、たまに忘れてしまう。
それに、急に気がつく瞬間が幾つかある。例えば、授業でうまくできなかった時に、かなり凹む。上手くできないというのは、日本だったらこれくらいできるはずなのに、こんだけしかでけてへん、という差を圧倒的に知る時。また、「今絶対アホやと思われた」というような、自尊心を傷つけられた時。その時の、気持ちの降下速度が凄いから、自分でもおいおいどうした、と思ってしまう。
一つには、自分はアメリカに結構慣れて、現地人に負けないぞなどという謎の自負みたいなものができてきていて、それが幻想だということに気がつくたびに凹む。また、こんなことではアメリカに来た意味がないではないか!!という自分の期待に対する不甲斐なさに凹む。
来たばかりのころは、0に対するできた分だけ+αだったので、いつも足し算のお祭り騒ぎだった。今はある程度期待値が自分の中でできてしまったので、期待値10に対するできなかった時の引き算なのだ。それは、確かに凹む。
小さい成功を積み重ねて期待値ができたことは、良いことだと思う。期待値に対して自分の不甲斐なさを感じるのは、そこにたどり着きたいという気持ちがあるということで、多分悪いことではない。ただ、凹んでばかりいると本末転倒なので、気軽に行き過ぎるくらいで多分丁度いい。
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