2017年3月1日水曜日

怠け者に対して

自分にも厳しいし、他人にも厳しい

小さい頃から、両親によく言われたことである。本当の意味がわかったのはもう少し大人になってからだった。

基本的に、頭の悪い人が苦手だと思っていた。というと、かなり性格の悪い人に聞こえてしまうんだが(実際そうなのかもしれないが)、これが一体なんなのかの正体が、やっと最近分かってきた。

頭の悪い人全員に苦手意識があるかというとそうでもなくて、それを努力で埋めようとする人は結果がどうであれかなり好感度を持って接している自分に気がついた。多分それは、同族だと思うからだと思う。決して自分は賢く生まれたわけではなかったので、かなり泥臭い努力が何に対しても必要だった(例えば、記憶力が著しく低いので、学生の頃は単語帳を肌身離さず持ち歩くくらいしないと学校の授業に普通についていけないみたいな)

おそらく一番苦手というか嫌悪すら感じるのは、凡人の頭を持った怠け者。チームにたまにいる、凡人なのに「努力しない人」。準備すらしていないのにミーティングに遅れてくるやつ、どう考えてもしっかり自分で考えてないやつ、「なんとかなる」とチームを当てにするやつ、全部、すごい苦手だ。飛び抜けて頭が良くない限り結局そういう人は戦力にならない。戦力にならないから、いなかった人として死体のごとくほっとけばいいやんってそうなんやけど、ここが難しいところだ。自分が人間として完成していないために、こういう人々に対して感じる「いらいら」が結果として自分の生産効率を下げている。

なんでなん???と思う自分が止められない。必要以上に、そういう人々に厳しく当たってしまう自分を止められない。自分だって完全な人間じゃないのはわかっているのに、どうしてここはいつまでも成長しないんだろう。禅の心で、自分のその時すべきことに集中できないだろうか。結局いろんな人の中で働くということは、怠け者を時として避けて通れないわけだから、そんな人と出会った時に、変わらずパフォーマンスを発揮できて、かつ周りの雰囲気を壊さない人にならないといけない




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