2016年2月11日木曜日

ファーストキャリアはトップファームが良い

ファーストキャリアはトップファームが良いと、あえて言ってみる

トップファームってなんやねんとなりそうやけど。そもそも自身は圧倒的に影響力のあった個人の影響で、盲目的に「ファーストキャリアはみんなが知っている会社じゃないとだめだ。。じゃないとその 後行きどまりになっちゃう。。。」という謎の焦りと危機感もあり、そういったキャリア選択をした。確かに履歴書の見栄えは良いし、次のステップに進む時も楽。誰かに「何をしていたのか」を説明しなくても会社の名前を言えばわかってもらえるし、相応の期待とプレッシャーがもれなく自動的についてくる。大体の場合は。


でもこの考え方、本質的にはちゃうやろな、と最近思う。いろんな企業や団体の人とやりとりをする機会が学校内外で増え、この考え方に自然と帰ってきて「やっぱりそうやで」と思うことが多い


やっぱりトップファームっていうのは余裕があって、人材に対する投資をする。それは、留学みたいな金銭的な投資はもちろんだけど、もうちょっと人ベースの投資。何かと言うと、人の時間を使ったコーチングに結局帰る。本当に細かいこと、例えばメールの書き方とかお辞儀の仕方とか(日本的だが)からに始まり、こういう状況で人に対してどういう反応をすべきか、周りのモチベーションを保つには?同意ってどうやって取っていくべきなの??。。うんぬん。少なくとも私の会社はくどいほどのトレーニングとかフィードバックがあって、当時は「はいはい。。。」とか思う時もなくはなかったが、(そして全部習得できたかはまた別問題として)、自分の考え方のベースになってるし、助かる!なんか7割引で聞いててごめんなさい!と思うことが多い。

なんでかというと、こういうスキルって社会人3年目以降だと、もう一度勉強するのめっちゃ恥ずかしい。しかも、なかなか自分でできることじゃなくて、誰かに怒られながら鍛えられながら学ぶ必要がある。そういう意味で、会社に余裕があって、そういうことにリソースを割くことに抵抗がない会社は、やっぱりファーストキャリアには理想かなと思う。

かといって、ファーストキャリアにベンチャーを選ぶ人の選択を「け」と思っているわけではない。大きい会社で学べないことを学べるし、人間的に成長できるのも間違いない。ただ、上記のことをしっかりやってくれる気概があるかどうかは、入社前に確認しても害はないだろう。


と、あまりにも社会人的におかしいメールを投げつけてくる会社、あまりにも人のコントロールがいけてない人等々と接する機会が瞬間風速的に増え、「なぜだ。。。」とフラストレーションを分解しているうちにこうなった。原因はおそらく個人や団体のもっと根本的な問題に帰結するのであってキャリア選択はその中の一つに過ぎないし(そもそもそこじゃない可能性もあるし)、受け取り側に非がないわけでもないと思うので、あくまでも考えのきっかけとして、だ。






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