2015年8月14日金曜日

Communication class 偶然を見つける努力と勇気

まだ本格的な授業はスタートしていないけど、Pre-workshopならぬ準備コースがあった。Communication と Quantsがあったけど、どちらも別途授業料が必要とのことだったのでCommunicationしか取らんかった(あと、休み使って数学などしたくない、という自分にとっては最もな理由がある)

うまいことクラスの人とお友達になれたらいいよね、くらいの気持ちで行ったけど、実際の授業の内容も結構面白かった。色んなice breaking的なアクティビティをして、お互いを知る、ということの方法やエッセンスを勉強したけど、印象的だった幾つかの学びがある。

・相手との「偶然一緒」は案外ゴロゴロしているということ
「これから3分の会話の中で、隣の人とsomething commonを少なくとも3つ見つけなさい」という無茶振り。と思ったけど正直内容はなんでもよくて、弟がいる、とか、コンサル出身、とか。何が面白いかというと、大陸の反対側から来たような相手でも、共通することはいくらでもあって、時にはびっくりすることが一緒だったりすること(うっかり高校時代近所に住んでいた、という人もいた)

・偶然の持つ威力を知ること
これが面白いもので、どんなしょうもないものでも「偶然」を見つけるとそこから会話に花が咲く。教授が面白い実験を紹介した。

どこかのメンバーシップ登録デスクで行われた実験で、ランダムにやってくる登録希望者(実験の実施を知らない一般人)が登録を終えたあとに、デスク担当者(実験実施者)が雑用をお願いすると、どれくらいの登録希望者が協力してくれるか試したもの。
何もしない状態で雑用をお願いすると、30%くらいの人しか雑用を手伝ってくれないらしい

ところが一方、登録希望者が記入フォームに誕生日を記入している際に、デスク担当者が、「え、誕生日xx月xx日なんですか!?一緒ですよ!偶然ですね!」といって雑談に花が咲くと、なんと60%の人が雑用に手を貸してくれるらしい。さらに、指紋を登録の過程で採取して、「なんだって!これタイプAの指紋じゃないですか!僕と一緒だ!人口の5%しかいないんですよ!(大嘘)」なんて言った場合には、80%くらいの人が雑用に手を貸してくれるとか笑

偶然にはパワーがある。そしてそれが見つかった時、人は普段よりちょっとあなたに協力的になる、という非常に面白い結果だ。そして、その偶然はあなたが会話を始めなければ見つからない。だからこそ、雑談するという努力、だからこそ勇気。

クラスが実際に始まる前に参加するには、非常におもしろい経験だった



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